
製品レビュー・アーカイブ Xeonワークステーション その6
ここでは、Xeonとその比較としてCore i7のベンチマークを取ってみました。
Core i7のスペックは以下のとおりです。
CPU:Intel(R) Core(TM) i7-4790K CPU @ 4.00GHz
MB:ASUS MAXIMUS VII RANGER
メモリ:G.Skill F3-2133C9-8GXH 8GB DIMM DDR3 PC3-17100U DDR3-2134 x2
NVIDIA GeForce GT 740 (2CU 384SP SM5.0
CG用ワークステーションとしての評価は、
定番のCINEBENCHで行いました。
デュアルXeon:2018cb――i7-4790K:779cb
CPU性能比較なので、OpenGLは割愛して、
デュアルXeonが約3倍近くのスコアを出しています。
クロックは2.40GHz――4.00GHzとi7-4790Kのほうが
速いのですが、やはりコア数の差が如実に出ています。
続く!!
製品レビュー・アーカイブ Xeonワークステーション その5
続き
なおこのLINPACK(IntelBurnTest)は大変危険なテストです。
大型空冷クーラーをつけていても、Core i7-4790Kあたりで実行
すると、CPU温度があっという間に100度℃を超えます!
証拠画像がこれです。
危険なので、一回も計算させずにテストを終了しました。
なおOCCTは温度計測のために立ち上げたもので、OCCT自体で
LINPACKやストレステストは一切行なっていません。
これがデュアルXeonだと、40℃で安定して動きます。その点からもやはり、
スパコン用のプログラムを走らせるとしたらデュアルXeonがお勧めですし、
またクーラーは必ず水冷にしていただきたいと思います。当店で選んで
いただければ、その辺は間違いのないものをご提供できると思います。
イントロダクション編 完!!
製品レビュー・アーカイブ Xeonワークステーション その4
せっかくスパコンの話が出てきたので、参考までにスパコンとの
性能差を比較してみましょう。
E5-2630 v3のマシンはデータが取れなかったので、代打で
E5-2603 V3に登場願いました。スペックは以下のとおりです。
CPU:intel Xeon E5-2603v3 1.60GHz 15MB 6C/12T 85W LGA2011-v3 x2個
MB: ASUS Z10PA-D8
メモリ:DDR4-2133 8GB ECC REG x4枚
ストレージデバイス:PlextorPX-256M6S 256MB SATAIII MLC(C:)
DVD LG GH24NSCO BL (D:)
サウンド:CREATIVE SB-AGY-FX Sound Blaster Audigy Fx PCIEX
電源:SILVERSTONE SST-ST85F-P(/A)(/B)850W 80PLUS SILVER7
まず、スパコンほうから。スパコンはTOP500というプロジェクトで
毎年2回、世界のスパコンのベンチマーク結果を発表しています。
ここで行われるベンチマークはLINPACKと呼ばれる計算です。
これは、システムの浮動小数点演算性能を評価するものなので、
結果の単位はFlops(Floating-point Operations Per Second。
一秒間に何回浮動小数点演算ができたか)になります。
以下のリストは2014年11月のTOP10です。
1位は312万コアとか全く次元の違う世界ですね。Rmaxと言うのは
そのマシンでの最大値、Rpeakは理論上のピーク値だということです。
日本の「京」は70万コアで約一万テラFropsとなっていますね。
TOP100ではHPLというベンチマークソフトを使っているのですが、
これがLinux上でクラスタリング対応のソフトだということで、ちょっと
動作させるのに敷居が高いです。そこで、Windows上で簡単に操作
できるIntelBurnTestを使用し計測してみました。以下がその結果です。
—————————-
IntelBurnTest v2.54
Created by AgentGOD
—————————-
Processor: Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2603 v3 @ 1.60GHz
Clock Speed: 1.60 GHz
Active Physical Cores: 12
Total System Memory: 16257 MB
Stress Level: Maximum (15229 MB)
Testing started on 2015/04/06 15:55:16
Time (s) Speed (GFlops) Result
[16:05:20] 418.175 136.9075 3.146423e-002
[16:15:23] 420.610 136.1150 3.146423e-002
[16:25:24] 419.735 136.3989 3.146423e-002
[16:35:24] 417.016 137.2882 3.146423e-002
[16:45:24] 416.404 137.4900 3.146423e-002
[16:55:26] 419.451 136.4912 3.146423e-002
[17:05:29] 421.278 135.8993 3.146423e-002
[17:15:29] 417.779 137.0373 3.146423e-002
[17:25:31] 419.643 136.4288 3.146423e-002
[17:35:29] 416.882 137.3321 3.146423e-002
Testing ended on 2015/04/06 17:35:31
Test Result: Success.
—————————-
ストレスレベルはMAXIMUMで、これは実装メモリを限界まで
使う設定です。10回の計算に1時間半かかる、大変ストレスの
かかるテストです。
Speed (GFlops)の最大値が137.4900GFlopsということですから、
これがRmaxということになるかと思います。さすがに世界トップの
スパコンと比べてはかたなしなので、500位までの10台のデータを
見てみましょう。
同じ2014年11月の500位から10台のリスト。
わずか3000コアでほぼ154TFlopsタイを出しているオランダのスパコンが気になる・・・
最下位なのに配慮したのか所有者の希望なのかわかりませんが、
ほとんど名前が出ていませんでしたので、欄自体を削除しました。
数字が近いので、もしかしたら?ワークステーションが肉薄した?
と思われるかもしれませんが、単位がひとつ違います。
テラFlopsなので、1000倍速いんですね。
しかし、この表を見ていると、CPUは全部Xeonですね!
500位近辺だけでなく、世界一のスパコンもやっぱりXeonを使って
いますので、いかにXeonの信頼性が高いかわかるというものです。
その他は、12コアの1000倍ということで1000倍のスピードが出て
いるのは納得のいくお話です。
スパコンの待ち時間に悩まされている方は、ぜひこの結果を参考に
していただいて、サブマシンとしてのワークステーション導入をご検討
いただきたいと思います。.
続く!!
製品レビュー・アーカイブ Xeonワークステーション その3
このデュアルXeonマシンは、大学や研究者向けに開発されました。
おかげさまで好評を得ておりますが、実際どのような貢献ができるの
でしょうか?
京都大学フィールド科学教育研究センター准教授の伊勢武史先生は、
弊社のデュアルXeonマシンをご使用されています。
地球温暖化予測のサブプログラムを開発中で、その部分では、世界の
色々な植物の働きをシミュレーションする必要があるとのことです。
こういった計算は膨大な数値を扱うので、まさにスパコンが必要になります。
ではなぜ弊社のデュアルXeonマシンが必要だったのか?スパコンを使え
ばいいではないかと、皆さん疑問に思われるのではないでしょうか?
伊勢武史先生と弊社製品のデュアルXeonワークステーション(12コア)
スパコンは数百~数万コアのCPUの集合体です。それらが
同時並列処理を行うわけですから、当然PCとは速度が桁違いです。
しかし、スパコンは高価で希少な存在であり、全てのコアを一人で
独占することはできません。
プログラムを動作させるときは、何コア使うか決める必要がありますが、
先にそのジョブが投入されたとしても、必要なコア数が空かなければ
ジョブは開始されません。
また、使用時間も制限がかけられます。それで、結局1日待ちとか
3日待ちとかいう結果になるわけです。
それならば、いつでも使える12コアのほうがいい・・・というのが
伊勢先生のお話です。
つまり、待ち時間まで含めると、このデュアルXeonのほうがスパコンより
速いという、意外な結果が導き出されます。これには正直驚かされました。
最終的にはスパコンに載せるべきプログラムも、デバッグ段階では
手元のワークステーションでテストするほうが効率がいいというわけです。
結論として、大量の重要なデータを扱う研究者、スパコン用のプログラムを
開発する方には、ぜひこのデュアルXeonマシンをお勧めいたします。
続く!!
製品レビュー・アーカイブ Xeonワークステーション その2
更に、Xeon最大の特徴はマルチCPUが可能!
(*1)intel製品で他にマルチ搭載できるCPUはありません。
つまり、CPUが2個載せられるマザーを使えば、最大36コア72スレッド!
脅威の高性能マシンができあがります!!
もちろん、Xeonは業務用で高級品ですから、同じ値段ならi7のマシンを
複数買いしたほうがいい、という場合もあると思います。
例えば、3DCGのレンダリングサーバーなどに、Core iシリーズを複数買い
してクラスタリングして使っているお客様もいらっしゃいます。
しかし、それはクラスタリングに対応したソフトが必要ですし、広い設置
スペースも必要になってきます。
しかし、Xeonであれば、一台のワークステーションで、クラスタリングの
環境を構築することなく、最大36コアが使用できます。
マルチCPUのメリットは他にもあります。それはOSのライセンス料です。
CPUが何台積んであったとしても、OSはシステム1台に付き一本のライ
センスになります。
したがってマシンを複数買いするよりも安く付きますし、なによりも複数の
OSを保守管理していく煩わしさがありません。
(*1)XeonのすべてがマルチCPUに対応しているわけではありません。
前掲のHaswell世代のものは、2015年4月現在2ソケットまでしか対応
していません。Ivy Bridge世代では、最大8ソケットに対応しています。
Xeonにはまだまだメリットがあります。それは、ECCメモリに対応している
ということです。
ECCとは、Error Check and Correctの略で、メモリ上のデータに対して
エラーチェックと訂正機能が備わっているので、正確性、信頼性がすごく
高いということです。
これも、intelではXeon以外に対応するものはありません。
このECCメモリはどういう仕事に威力を発揮するかというと、膨大な数値を
扱う計算です。エラーチェックがあるため普通のメモリより処理速度は落ち
ますの で、スピードを争うCGや動画関係ではあまりメリットがないかもしれ
ません。
エラーがあっても訂正してくれるということは、それを理由にシステムを
止めた り再起動しなくていいということなので、WEB関係や金融関係など
のサーバーに必要なのです。
また、最大メモリ搭載量も桁が違います。i7では、64GBが最大になりますが、
Xeonでは、1.5TB(!)まで行けます。これは、メモリを大量に消費するサー
バー、ワークステーションでは大きなアドバンテージになり得ます。
続く!!
Quadro新製品、選べます!
3月に発表されたQuadroの新製品、M6000とK1200選択肢として選択可能になっています。
M6000は、Gtx980等と同じMaxwellコアで、旧世代のK6000を超えるパフォーマンス!Quadro版GTX TITAN X と言われています。
K1200はロープロ対応ながら、DP4出力を搭載!CUDAコア数512
は、K2200の20%減程度、コスト・スぺースメリットを考えると、結構
面白い選択ですね。
いずれも、DEGITAL CINEMA 4K (60P) 対応、4画面MOSAIC
にも対応してるので、サイネージ用途にも最適です。
Quadro製品はこちらから!!
↓ ↓
https://pc-zeus.com/bto/bto-quadro-pc.htm
製品レビュー・アーカイブ Xeonワークステーション その1
■Xeon ワークステーション
ZEUS WS/Xeon E5 dual v3
●スペック:
CPU:Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2630 v3 2.40GHz (8C 16T 3.19GHz, 3.2GHz
IMC, 8x 256kB L2, 20MB L3) x2
CPUクーラー:APSALUS3 120 x2
MB:ASUS Z10PA-D8
メモリ:Micron 8GB Registered-ECC DIMM DDR4 PC4-17100R x4(32GB)
グラフィックス:Aspeed AST2400 with 32MB VRAM(オンボード)
ストレージデバイス:
Western Digital WDC WD30EFRX-:3TB (C:)
HL-DT-STDVDRAM GH24NSC0(E:)
サウンド:SB-AGY-FX Sound Blaster Audigy Fx PCIEX
電源:850W Silver Stone SST-ST85F-P
ベンチマークの結果はこのスペックで計測したものです。
今回はZEUSコンピューターより発売中のワークステーション
「ZEUS WS/Xeon E5 dual v3」の製品レビューをお届けいたします。
このモデル、最大の特徴は、CPUとしてXeon(ジーオン)が2個搭載されていることです。
Xeonは、Core iシリーズやCeleronシリーズと同様に、intelのCPUのブランド名です。
業務用でサーバー用とされているので、家庭用や事務用に使う人には馴染みがない
かもしれません。
このXeonの優位性について軽くご説明したいと思います。

この下に2つのXeonが隠されている。
Core i7は、今のところ(2015年4月時点)最大8コア16スレッド、
最高動作クロックは4.4GHz(最大時)です。
一方Xeonは、現時点で最大18コア36スレッド、最高動作クロックは
3.6GHz(最大時)です。
4コアモデルの中には、4GHzで動作するものもあるのですが、
Xeonは基本的にクロックよりもコア数で勝負するCPUといえるでしょう。
やはりサーバー用としての安定性を重視しているのでしょう。
続く
Xeonワークステーション製品レビュー、アップしました!
”数百コアのスパコンより、今すぐ使える12コア!”
これが、ゼウスコンピューターのXeonワークステーションの
キャッチです。
世の中、スパコンを含めて高速PCは色んな種類がありますが、
ゼウスコンピューターでXeonワークステーションを購入する方は
どうやって使っているんだろうか?
このテーマで色んなリサーチをかけて、出来上がったレビューが
今回のものです。
ZEUS WS/Xeon E5 dual v3 製品レビュー イントロダクション編
ZEUS WS/Xeon E5 dual v3 製品レビュー ベンチマーク編
初めての試みとして、世界のスパコンのランキングを
決めるベンチマークのLINPACKを使用したり、中々
な内容になったと思います。
まずは、ご覧になってみてください!!
ZEUS WS/Xeon E5 dual v3 製品レビュー イントロダクション編
ZEUS WS/Xeon E5 dual v3 製品レビュー ベンチマーク編
搭載マシンはここ!
↓ ↓
https://pc-zeus.com/bto/bto-workstation-pc/2553/system_detail.html
