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ZEUSブログ

After Effects ネットワークレンダリングに挑戦!(8)

■続・QNAP NASの設定

QNAP NASのセットアップ 続きです。これはまだ、NASとモニターを直結した状態で、NASが出している画面ということになります。

こんな画面が出てきます。またここでも日本語化のボタンを押さないといけません。

ここからは、マウスも使えます。

IMG_4665

QTSというアイコンを押した結果。設定が出てきます。これは使えるアプリ一覧ですね。ChromeやFirefoxが既に入ってますよ?!

IMG_4666

その他の設定。これは一般。

IMG_4667

表示の設定。本当にパソコン並みですね。

IMG_4668

初期設定。NASオーディオ出力がありますね。

IMG_4669

NASでGoogle Chrome!

IMG_4670

初期画面のブックマークをクリックしたところ。ここから管理画面にログインできます。

IMG_4671

管理画面。ここでも日本語を選びます。いろいろアプリが入ってます。

IMG_4672

サイドメニュー関係。

IMG_4674

コントロールパネル

IMG_4675

同様の管理画面を、ネットワーク内のパソコンで見ることができます。

セットアップが終わると、ネットワークにNASが出てきます。記憶域とメディア機器のところに出ています。メデイア機器に出ているのは、初期設定のときにマルチメディア対応設定にしたからですね。

qnap0

NASのアイコンをダブルクリックすると、ブラウザから管理画面のログイン画面が立ち上がります。これはNASのブラウザで見たものと同じですね。

web

管理画面です。最初から日本語だったように思います。

qnap2

一番下のQNAPユーティリティをクリックすると、ユーティリティのダウンロードサイトが開きます。

web2

ここから、Qfinderというソフトをダウンロードします。

起動するとまずこんな画面が出ます。

finder

エ、SMTPサーバー!メールを送信できる!?ホントこれLinuxサーバーですね。

自動的にQNAP NASをサーチしてリスト出します。

QNAP

ネットワークドライブのアイコンをクリックすると、ネットワークドライブが参照できます。

既にデフォルトで幾つものフォルダが設定されています。

network

これで、WindowsからもNASが参照できるようになりましたが、After Effectsでネットワークレンダリングをするには、ネットワークドライブとして認識させる必要があります。

上記の画面におけるパスは、\\10.10.・・・・の、ローカルのIPアドレスになりますが、そういう指定の仕方はできません。

実は、この画面から、ネットワークドライブの設定も簡単にできるのです!!

nd

メニューからネットワークドライブの割り当てを開き、共有フォルダを指定します。

ユーザー名とパスワードを設定します。

 

setuzoku

ドライブ番号をつけて割り当てます。

wariate

 

U:ドライブとして割り当てられました。このように、レンダリングサーバー全てにおいて同じドライブ番号に同じフォルダを割り当てます。

u

■気になる結果は?

この時のテストでは、どういうわけか一台どうしても参加できず、4台でマルチマシンレンダリングをやりました。同じ設定のはずなのに、なぜかそのマシンだけ検索失敗してるんですね。

この辺は理由がわかりません。今後の課題ですね。

で、4台でのデータは過去にはないので、比較対象がないのですが、こんな感じ。

プロジェクドrising_frame2 (変換済み).aep゙のAdobe After Effects v13.2 (Windows 64)レンダリングログ

レンダリングは2015/05/28、 18:09:39に開始しました。

  2015/05/28 18:09:40 : コンポジション゙コンポ 1゙の開始

  出力先 : W:\コンポ 2\コンポ 1_[#####].psd

  2015/05/28 18:34:01 : コンポジション゙コンポ 1゙の終了

  合計経過時間 : 24 分 22 秒

ログは2015/05/28、18:34:01に閉じられました。

多少結果にはばらつきがありまして、速くても22分5秒くらいでしたね。
これはNAS1台での読み書きの結果なのですが、NAS2台でもあまり変わりませんでした。(もう一台のNASについては機会を改めてレビューします)

ファイルサーバーがボトルネックになっていることはなさそうです。

じゃあ一体何が足を引っ張ってるんだろう??

もうカンの良い方、あるいは経験者の方はお分かりかと思いますが、次回いよいよ核心に迫ります!!

お楽しみに!!

 

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