
After Effects ネットワークレンダリングに挑戦!(2)
はい、では初めてのネットワークレンダリング。試行錯誤の連続でしたが順を追って見て行きましょう。
■非ロイヤリティベアリングモード
https://helpx.adobe.com/jp/after-effects/using/automated-rendering-network-rendering.html
このページの説明では真っ先に出てくる手順ですが、正直言って未だによくわかりません(笑)。手順はそこに書いてあるとおりなのですが。
一応、こういう風に空のファイルを作りました。その効果は未確認です。
といいますのは、説明を見ると、レンダリングサーバーとしては、After Effectsをアクティベーションなしで使えるという意味に取れるのですが、説明通りにしても、2ライセンスのアカウントでは2台しか使えないから、一台ログアウトしろっていう警告が出ます。この辺未だよくわからないのですが、とりあえず実験ですからレンダリングサーバーは全部体験版をインストールしました。
■静止画ファイルのシーケンスでレンダリング
それに続いて上記のページでは、ネットワークレンダリングの出力形式について言及しています。
レンダリングは、普通aviとかmpegなどの動画ファイルとして出力されますが、複数のパソコンでレンダリングする場合はそれができません。まあ確かにそれはすごく難しいことだろうなと思います。
ではどうするのかというと、動画というのはもともと静止画の集合体です。もう、映画もフィルムでの配給が廃れつつありますが、映画のフィルムのように、一コマ一コマ別の画像がファイルに入っているわけです。
その一コマ一コマを1ファイルとして、連番のシーケンスファイルとして書き出していくというのです。これは、手描きの2Dアニメみたいに、複数の人が協力して一コマ一コマ絵を描いていくようなイメージですね。
実際、複数台でレンダリングするときには、既にレンダリングされ保存されているコマを検出すると、スキップされ、次のコマを書き出していくといった表示を確認できます。
そのコマを後で一括で読み込んで、動画ファイルにするわけですね。あれ、なんか二度手間のような・・・
しかし、編集パソコンではずっと編集を続け、別のマシンでずっとレンダリングを続けるとするならば、作業効率はアップしますよね。
さて、次回はレンダリングの設定について見ていきます。お楽しみに!!
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