

だから、8コア16スレッドのXeonという選択!
そして、何より面白いことがやりたかった!
検証サービスが決め手でした!!

お話を伺いました。
今回のマシンは、以下のスペックのカスタマイズになります。
ZEUS OPENRACK/XEON-E5v3
http://www.pc-zeus.com/bto/bto-orm-pc/2603/system_detail.html

― どういったお仕事をされているのですか?
システムインテグレーターです。クラウドも含めて、法人向けのシステムを設計/構築しています。
― どういった用途でマシンはお使いですか?
設計したシステムの検証のために使用しています。
― 元々はどんなマシンを使用されていたんですか?
2009年に購入したXeon E5506マシンです。3台ありました。さすがに6年経ったら、少し時代遅れですね。それに、少し音がうるさいもので、リプレースを考えていました。
◆面白いものを使ってみたかったんですよ!!

― 弊社のオープンラックシステムは、どのように
して見つけられましたか?
検索からです。「自作PC」「ラックマウント」といったキーワードから、御社を見つけました。
― オープンラックシステムに興味を持たれたのは?
むき出しのオープンラックというところに、アイデンティティーを感じました。
― 既にお使いのマシンの後継機種といった選択肢は
なかったのですか?
サーバーのように長時間駆動に耐えられなくても、ソフト でカバーできるシステムを考えていました。オープンラックシステムを使うことで、コストが大幅に抑えられるというメリットもあり、御社の製品を選びました。SDS(Software Defined Storage)という技術を使えば、RAIDを使わなくても、冗長性をカバーできるんですよ。
◆仮想化システムを高速化したい!
だから、8コア16スレッドのXeonを選択しました!
― 仮想化システムは具体的には、どんなシステムをお使いなんですか?
Citrix Systemsの「Xen」という仮想化ソフトウェアを使用しています。Linux上で動作するものですが、この仮想化システム上に、何台もの仮想マシンを構築します。
― Core i7 ではなく、Xeonを選択された理由は何ですか?
仮想化マシンは、スレッドの数が多いほど構築できます。だから、Core i7 より、Xeonが有利なんですよ。単コアの動作だったら、クロックの高いCore i7 の方が有利です。
― 今回、弊社の検証サービスを利用されたんですね。
はい。Intelのデュアルポートのネットワークカードを使用する予定だったので、これが動くかどうか心配でした。「I350T2V2」という製品です。ボンディング(※)という技術を使って、ネットワークの伝送データ量を多くする必要があったので、どうしても、このカードが必要でした。
― そこで、検証サービスのお話をさせていただ
きました。
同じプラットフォームのマシンで検証できれば、ネットワークカード以外の動作も確認できるので利用しました。弊社の現場で実際に使用して確認した上での導入になりました。
― 検証料金はご注文時に相殺で・・・
そういったことも、購入への敷居が下がってよかったと思います。
※ボンディング(またはチーミング):コンピュータなどに搭載された複数のネットワーク・インタフェース・カード(NIC)をあたかも一つのNICとして運用するための技術。
◆SSDが高速化に拍車をかけ、快適に動作しています
― マシンを使ってみて、いかがでしたか?
非常に高速で、快適です。SSDを使ったことも、高速化に拍車をかけています。大手メーカーのサーバーは、まだHDDが主流ですね。その点でも、BTOにしてよかったと思います。
― 弊社の対応でまずかった点はありますか?
微妙に寸法精度の悪い個所がありました。短い納期でお願いしたので仕方のないところかもしれませんが。実動作には影響ありませんでした。
― 急なシャーシのカスタマイズにも対応いたしますので、今回はお許しいただければと
思います。
あと、規格に合わない部品が選択可能になっていたので、ご注意願います。しかし、迅速に対応いただけたので、助かりました。
― 今後は注意いたします。今日はどうもありがとうございました。
